今までのマンション管理組合と管理会社などの業者との関係は、管理組合側の専門知識の相対的不足や無関心、管理会社などマンション業界の閉鎖的体質などから、管理組合側が受身でした。
近年は、管理組合や管理会社それぞれの意識もかなり変わってきており、管理委託費の引き下げや管理会社の変更などを検討する管理組合も増えています。
さらに、今後はマンションの老朽化問題が増えることが予想されています。
マンションの老朽化が進むと、いずれはマンションの建て替えをも視野に入れなければなりません。また、地震に備えたマンションの免震化も大いに注目されている状況にあります。そこで、必要とされるのがマンション管理士です。
確かな専門知識や問題解決能力を持ち、管理組合の立場にたったマンション管理士の活躍の場は、これからますます増えていき、マンション管理士の需要も増加していくのは間違いないでしょう。