●マンション管理、建築関係の知識がある人
 まあこれは当然ですね。しかし、学習次第で強化可能となるでしょう。
●対人折衝能力があること
 マンション管理の仕事内容は、人と人との問題が中心になるためです。
 問題とまでは至らなくてもその前の段階での処理などが多く、上手な人間関係を形成で
 きる能力が無ければなかなか大変かと思います。
信頼を得て、仕事を円滑に進めるためには対人折衝能力の高さが重要となるでしょう。
●情熱があること
 マンション管理士は、コンサルタント&アドバイザーとして、もろもろの問題・業務の矢面に立たされる立場であると理解しておいてください。大きなところでは、管理組合と管理会社の間に入り修繕費の交渉にあたるのもマンション管理士です。また管理組合のなかでも「ペットの飼育について賛成か反対か」、意見がわかれる住民間の調整役にならねばなりません。こうした交渉や調整には粘り強さと情熱が求められます。
●誠実であること
 マンション管理士は、コンサルタント&アドバイザーです。依頼者から相談を受けて、診断・助言・指導を行います。そして往々にして、相談者各々の意見が分かれていることがあります。ですから、まず誠実にフラットに、みなさんの意見を伺わないことにはコトの本質を知ることはできません。問題を見極めるためには、誠実であることが欠かせないのです。また仕事の性質上、居住者の方のプライバシーに触れることもあります。従って個人情報取り扱いへの注意も欠かせません。それについても本質は誠実さだと考えられます。

以上に当てはまると感じる方はマンション管理士に向いているかもしれません。